チラシをもってSYOKU-YABOへ!

入口の掲示板のど真ん中に、遠慮なく貼らせてもらったマナビノキの黄色いチラシ。
このチラシをもって置いてもらえそうなお店にいったり、色々な人に見せて「マナビノキ」についての話をしたり、繰り返しながら愛着がわいてくるし、なんだろな…自信がついてくるというか、学びを通して、子ども達にこういう感覚になってほしいなぁ!って思うんですよね。
このマナビノキのコンセプトである探究学習は、私がこの10年ほど研究していた「総合的な学習の時間」の考え方が元になっています。
「総合的な学習の時間」を簡単に説明すると、大きく分けて4つの構成で学びを考えます。①課題設定 ②情報収集 ③整理分析 ④まとめ・表現です。つまり、この①~④のサイクルを通して学ぶことを総合的な学習・探究的な学習とするということです。
例えば、今回で言うと
①課題設定
「子ども達が自分たちの「やりたい!」とか「知りたい!」とかっていう好奇心からスタートして、自ら学びを深めていけるような、そんな場所を創っていくにはどうすればいいのか?」というような課題をもちました。
②情報収集
それを実現するために「子ども達のやってみたい!が生まれるワークショップは?」「好奇心がくすぐられるような場所は?」「誰とどんな風に関わりながら学べばいいのか?」など、まずは自分で本やネットで調べたり、実際に人に出会って聞いたり、そこで、さらに紹介してもらった人に聞いたりしながら情報を集めます。
③整理分析
そして集めた情報の中から、周りの人の意見を聞きながら、メリットやデメリット、リターンやリスクを考慮しつつ、今回は全4回のプログラムをSYOKU-YABOで行うこと。人数は小学生20名。内容はテントづくり、バームクーヘンづくり、染色など子供たちが「楽しそう!」って興味をもてるような内容に絞り込みました。
④まとめ・表現
そしてそれをみんなに知ってもらえるように、今回はチラシという形にしてお知らせすることになりました。また、実際に活動を行うことも、表現にあたります。
つまり、今回自分が「やりたい!」と思ったことを、形にして実行していることは、まさに総合的な学習であり、探究的な学習だということです。
そう考えると、みなさんが普段まわりで何となく考えたり、判断したり、行動に移していること、また仕事の中でのプロセスも総合的な学習だと捉えることができませんか?
だからこそ、幼い時からそういった学びの基礎を身に付けてほしい。そう願っています。そして、自分が学びながら創り上げていったもの、こと、そして、それができた自分自身に自信をもってほしいということです。
今回、ワークショップを行うフィールドSYOKU-YABOは、大楠山の麓に広がる農園レストラン!
チラシを置きに…と言いつつ、ちゃっかり農園ごはんも頂いてきました!こだわっているだけあって本当においしい!
大自然に囲まれて、おいしい空気を吸いながら、食事ができるっていうのも最高です!
ここで子供たちとわいわいワークショップをやったり、食事をしたりできると思うと、ワクワクしますね!早く第1回ワークショップやりたいな!!
しりたい!やりたい!のタネをマナビノキにそだてよう!

知りたい!やりたい!のタネをマナビノキに育てよう

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