「協働」について
マナビノキの「探究型プログラムってどういうプログラムなの?」 って聞かれたときに、「探究、協働、創造の学びのプロセスを大事 にするプログラムです!」って答えます。「じゃあ、探究、協働、 創造の学びのプロセスって何?」って話になるんですが...
今日は、その1つの「協働」というプロセスについての話。
みなさん、「きょうどう」って見た時に、どんな漢字が頭に思い浮かびますか?共同?協同?協働?と実は3つほどあります。
「共同」は「共同開発をする」とかで使われます。意味合い的には、自分の形を崩さすそのままの状態で力を合わせるって感じです。お互いの得意なことまぜるのではなく、うまく合わせるというか、役割分担ってイメージ。よくいう、「コラボする!」ってやつですね!
「協同」は、心を合わせるっていう精神面の意味が強くて、「協同組合」とかそういうので、よく使われます。
それこそ、「探究型プログラム」じゃないけど、「総合的な学習の時間」って何?って聞かれたときに「主体的、協同的な学びです!」って答えていました。子供たち同士が、協同的に学んでほしい。つまり、心と心を合わせて学ぶっていうことを大事にしたいっていうことです。「コーポ」って感じ!
じゃあ「協働」は?っていうと、その字の通り、協力して働くっていう意味で、心だけではなく、実働レベルで力を合わせよう!ってことです。つまり、創り上げるところまで責任をもとう!っていう感じで、現在は、総合的な学習の方でも、「主体的・協働的な学び」となりました。
子どもたちって自分の「やりたい!」をもって主体的に行動し始め ると、必ず「できない!」「困った!」にぶつかります。そこが学 びの境目!「できないから、やーめた!」とか「どうせ...」ってな るんじゃなくて、「できないなら、どうする?」「困ったならどう する?」って先に「協働」っていう解決口を示してあげればいいと いうこと。
先日のプレワークでの一場面。 「せんせーい、枝が重たいよー」とKくん。 「友達と一緒に運んだらもっといい枝あるんじゃない?」と声をか けました。すると、次は、大きな大きな枝を3人でかついできまし た。
「ここに枝をかけたいんだけどなぁ...」とYくん。 すると、そこにさっと歩み寄ったHくん。 一緒に枝を支えて、かかる場所を探していました。 「協働」が身についています!
「知りたい!やりたい!」のタネをマナビノキに育てること。それは、自分たちが「知りたい!やりたい!」って思ったときに、どうすればそれを実現できるかっていうことを体験活動を通して伝える
ということです。
それで、自分の「やりたい!」が達成されたら嬉しいし、それと同時に仲間への「ありがとう!」もうまれるし、「1人で創るより、みんなで創った方が楽しいな!」って思うから。
その経験をたくさん積んで大きく育ってほしい。そう願っています。
第1回ワークショップ「秋の自然を発見!!集めて...どうする?? 何を作る?自分たちだけの秘密基地をつくろう!(農園の昼食 付)」
現在、2年生~6年生まで10名ほど集まっています! 友だちとの参加もOK!シェア、拡散よろしくお願いします。 https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/0152sdzvu 7fb.html
「しりたい!やりたい!」のタネをマナビノキにそだてよう!
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