【お豆腐づくりにチャレンジ!大豆から豆腐に変身!姿を変える食品シリーズ① (前編)】

   今回は、マナビノキ初コラボワークショップ「(有)とうふ工房とちぎや×マナビノキ」のお豆腐作りでした。
 亀田勝さん、田中 フローラみどり (Midori Flora Tanaka)さんはじめ、豆腐マイスターのみなさんありがとうございました。
探究がはじまるきっかけには「すごいな!」「やってみたいな!」「わくわくするな!」という子どもたちの「!!」や「!?」がとっても大切です。
今回は、午前中、とちぎやさんに見学に行ったあと、実際に自分たちもお豆腐作りに挑戦するというプロセスの中で、子どもたちの「知りたい!やりたい!」の気持ちがマナビノメになり、マナビノキになっていくことを実感できるワークとなりました。
子どもたちがどんなシチュエーションで、何に出会い、何を感じ、体験活動を通して何を学ぶか…大人の予想なんていつも超えてしまう子どもたちですが、そうやってプロセスを組むこともやっぱり学びを創ることにおいては楽しいことだなぁといつも思っています。
さて、前半のふりかえり。今回は、前回の鎌倉ハイクで通った巡礼古道を通り、お猿の大切岸、法性寺を抜けて、逗子にあるとうふ工房とちぎ屋さんへ向かいました。
午前中は、とちぎやさんの工場&お店の見学。2つのグループに分かれて見学をしました。午前中は「大豆は何に変身するか?」について探究しました。「お店の中にあるものは、すべて大豆からできているものだよ!どんなものに変身しているか探してみよう!」と声をかけ、見学がはじまりました。
 
そんな子どもたちが1番おどろき、注目したのは、プリンやキャラメル、ソフトクリームです(さすが子ども!/笑)「え?これも大豆なの?」「豆乳って書いてある!」「お豆腐つくるときにできるんだって!」「あとで豆腐作りするときに味見してみたい!」など、話していました。また、がんもどきや油揚げなどが大豆からできるというのも、驚いたようです。「本当にお豆腐をあげたら、油揚げになるの?」「家でお豆腐揚げてもできるの?」などと話していました。実際にお店で見ることで興味も深まるし、最後にはやっぱり「~してみたい!」のマナビノタネになるんだなぁと思います。
また、工場見学では、お豆腐職人の亀田さんに、実際に機械などを見せてもらいながら「この機械で大豆をつぶすんだよ!」「この大きな機械では豆乳を混ぜるんだよ」と説明をうけました。「みんなも後でやるお豆腐作りのときには、この機械みたいに焦げ付かないように頑張って木べらで混ぜるんだよ!」など活動と関連させながらお話して下さったので、子どもたちはどんどん「はやく、やってみたい!」の顔になっていました。また、豆腐マイスターのみどりさんには「油揚げがどうして『キツネ』と言われるようになったのか」というお話をしてもらいました。キツネがネズミを食べてくれる貴重な存在(神様のような!?)だったということや「油揚げは、ネズミの肉の代わりだったの!?」という話には何だか私もドキドキしながら聞き入ってしまいました。
 
こういう時の興味津々の子どもたちの真剣な顔って、何とも言えない本当にいい表情をしています。私は子どもたちのこの顔を見た瞬間に「子どもたちって本質的に学びたいと願っているんだよなぁ…」っていつも思います。それと同時に、やっぱり「学び」っていうのは、何かをやらされるとか、覚えさせられるとか、できるようになるように訓練させられるとかではなくて、いつでも「そこ」にあるのもので、子どもたちが自分たちの身の回りのものと関わりながら「湧き出てくるもの」なんだなって思います。
だからこういう表情をしている子どもたちを見ていると、「お!?知りたい!やりたい!学びたい!がでてきたぞ!これがマナビノタネだな!」って思うんですよね!
後半は、豆腐作りのレポート。このマナビノタネがどうやってマナビノキになったのか、レポートさせて頂きます!
知りたい!やりたい!のタネをマナビノキに育てよう!

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