【2019年 ワークショップ第1弾!!(前編)】

 2019年初のワークショップ「マナビノキ 鎌倉ハイク&秘密基地づくり!寒い時はどうする?あったかティピーテントを作ろう!」にご参加のみなさんありがとうございました!雨!?雪!?とお天気が心配されましたが、おかげさまで真っ青な冬空の下、無事に第1回目のワークショップを終えることができました!
今回は、鎌倉大町にあるお猿畠に移動して初のワークショップ。年末年始とお猿畠を整備してきましたが「実際に子供たち20数名が入ったらどんな感じになるのかな?」と内心ドキドキしていました。でも、お猿畠を見たとたん子供たちが「え!?ここ〜!?」と大喜びで走り回ったり、すぐにターザンロープにとびついたり、ブランコで遊んだり、焚火をつついたりする様子を見て「みんなが、喜んでくれてよかった~!」と嬉しい気持ちになりました。これからもワークを重ねながら、子供たちと共にもっともっと居心地のいい場所、もっと遊びたくなる場所になるよう、気持ちを込めて、手入れしていきたいと思います!
  さて、今回は、前半は「鎌倉ハイク」。鎌倉駅に集合後、報国寺から「巡礼古道」と呼ばれるコースをみんなで歩きました。途中の切り立った岩場では、何本も縦に線が入った場所で「この線は何だろう?」とみんなで考えました。「岩をけずったのかな?」「なんか細いものだね!」「もしかして…刀!?」なんていいながら歩きました。「あ!ここにも岩を削って作ったお墓がある!」「あそこにも!」意識をすると子供たちは途端に発見し始めます。「だから、巡礼古道っていうんだね~」という子も。こういうときに「知識」というのはやっぱり単なる「知識」だけでは、意味がないんだなって思います。「知識」を得た時に、自分の中にある色んな「知識」と子供たちはつなごうとするし、目の前にそれがあれば結び付けようとする…そうやってシナプスのように相互に関わり合ったとき、ピコーンと反応し合ったときに、本当の生きて働く「知識」になるんだなぁ…って。だから体験って大事!!
 そんな風に話しながら、歩いていると、あっという間にハイランドに到着。おやつタイム、犬と戯れタイム!?をとりながら、今日の「学びのタネ」をそれぞれワークシートに記入しました「友達と仲良くなりたい!」「大きい秘密基地つくりたい!」「ハイキングがんばりたい!」など、それぞれ自分の「~したい!」を書きました。「マナビノタネは、考えたり、協力したりすると、芽が生えてどんどん大きなマナビノキになるんだよ!」と声をかけました。
 後半は、ハイランドからお猿畠まで歩きました。途中、「お猿の大切岸」に寄ってみんなで岩をのぼったり、お猿の真似をしたり(笑)「そういえば、なんでお猿畠とか、お猿の大切岩っていうの?」とある子が聞くと、「猿がいるんじゃない!?」「違うよ!昔白い猿がいて、道を案内してくれたんだよ!」「へぇ~!すごいね!「あ、それ知ってる『鎌倉かるた』にあるよ!」など、子どもたちは子どもたちどうして知識を膨らませていました。大人があーだこーだレクチャーするよりもよっぽどいい!対話ってやっぱり大事だし、子どもって、これまた不思議と子ども同士の方が頭に入るんですよね。「大人が子供に教える」=「与えられる」って思うからなのかなぁ…って思います。「知りたい!」から「友達に聞く」=「自分から学び習得する」って言うことかなぁ…。
 そんなことを考えているうちに、あっという間にお猿畠に着きました!!冬空の下「あ~、あっついね~!」と山を下ってくる子供たちのキラキラした笑顔。何にも代えられないよなぁ!!こういうときの「あ~、おなかすいた~!」も好きだなぁ…。
後編へ続く、、、
「知りたい!やりたい!」のタネをマナビノキに育てよう

知りたい!やりたい!のタネをマナビノキに育てよう

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