【マナビノキ第4回ワークショップ終了(前編)】

 第4回「寒さに負けるな!チャンバラde探究!!仲間と共に、いざ出陣!~SYOKU-YABOの乱~」ワークショップご参加のみなさん、ありがとうございました。スタッフのみなさん、大学生ボランティアのみなさん、お疲れさまでした!タイトルの通り、寒さに負けず、雨にも負けず、熱い戦いっぷりを見せてくれた子ども達!今年最後のワークショップにふさわしくマナビノミがたくさん実った1日となりました。
 今回の探究テーマの1つめは「甲冑づくり」です。甲冑の歴史について調べてみると・・・、甲冑は元々は武士たちが戦で自分の身を守るための防具として発展したけれど、段々と戦国武将たちが自分の手柄をアピールするためのシンボルマークやトレードマーク的な意味合いが強くなってきたということがわかりました。それぞれの武将とトレードマーク…子供たちが自分の好きな武将や興味を持った武将について調べるきっかけになったらいいな、思いながら、今回の探究テーマを決めました。もちろん、1日で探究することはできないけれど、今回のワークショップで自分たちが甲冑を作るという活動を通して、戦国時代や武将に少しでも興味をもってくれる子がいたら嬉しいなと思います(それがマナビノタネ!)
 さて、実際の甲冑づくりですが、今回は自由に作る!というより、「段ボールと紐で甲冑を作ってみよう!」と投げかけました。ガムテープを使うと戦っているうちにすぐに壊れてしまうからというのもありますが、できあがりの甲冑をイメージしながら、パターンを作ったり、パーツをつないだりする工程は、子ども達が「考える」というきっかけになるかな?と思ったからです。
実際に私が作った甲冑を子ども達に見せると「おぉ!」「かっこいい!」「作ってみたい!」という声があがりました。(「知りたい!やりたい!」のマナビノタネを引き出す時に、「いいなぁ…自分もやってみたいなぁ、そうなりたいなぁ・・・というような「憧れ」をもつという感覚はとっても大事なんですよ!)子ども達は、「先生のどうなってるの?」と参考にしたり、ワークシートの「甲冑の作り方」を見ながら忠実に作ったり、これまでの経験値から感覚的に作ったりしていました。グループの友だちや大学生、スタッフに相談したり、「ちょっと、ここ持ってて!」って頼んだり、協働する姿も見られました。
午後の合戦に備えながら、ワクワクしながら甲冑を作る子ども達。結局午前中で完成せず、お昼ご飯を間に挟みましたが、食べ終わるや否や「ねー、甲冑の続きしていい?」と作業に戻る子もいました。こういう子どもの姿が見られた時に、これだよ、これ!って思うんですよね。「やりたい!」=マナビノタネ。自作の甲冑を着た子供たちがどんな風に戦に臨み、戦ったか・・・それは、また後編で・・・。
「知りたい!やりたい!」のタネをマナビノキに育てよう

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