♪ 第5回マナビノキ合唱団 ♪
クリスマスコンサートに向けての最後の練習でした。ステージの立ち位置、いすの並び、曲の順番、司会者の言葉の確認など、実際にコンサートを行う小ホールで練習しました。あっという間の2時間!子ども達もよく声を出し、よく口を開け、よく集中し、「もっともっと」という気持ちが伝わってくる練習となりました。「来週はいよいよクリスマスコンサート!」「頑張りたい!」そんな気持ちが歌声から伝わってきました。
最近(といっても、数年前から)教育界では子供の学びの「機動力」として「目的意識」や「必然性」という言葉がよく使われます。このマナビノキでも大事にしている「知りたい!やりたい!」というタネとも大きくかかわる話です。
子ども達が「~したい!」と思う時、その先には必ず、子どもたちなりの「目的」や「必然」があります。
今回のマナビノキ合唱団で言えば、「クリスマスコンサートでいい歌声を届けたい!」という目的です。その目的に向かって、第1回から練習を積み重ねているし、1回、2回、3回、4回と回を重ねるごとに、本番が段々近づいてきているだという緊張感が生まれます。そして、その緊張感が、今回のような集中力につながります。
このように、日々の学習や、生活、お手伝いなどでも、ゴールを提示することってとても効果的です。「月曜日から初めて金曜日まで5日間できたらパーフェクトだよ!」「10日を1セットでそれを3回やれば1か月だね!」など、小さな目標を設定すると、子ども達は自分のゴールを意識して頑張ります。自分なりに歩いてきた道とこれから残っている道を確認しながら、モチベーションを保つんです。
考えてみれば大人だってそうですよね?「とりあえず今から、この道走ってください!」って言われても、何だか不安だし、どんなペースで走ればいいのかもわからないし、そう思ってゆっくり走ってたら「やる気がない!」とか言われたら、本当に嫌になっちゃうし、「そもそも何で走らなきゃいけないんだ!」なんて怒りすら湧いてきますよね。(そうそう先日、台湾の3800mほどの山を登った時に、最後3000mからが本当にきつくて、きつくて気持ちが折れそうになったんです。その時になんと突然100m置きに小さな標識が出現したんです!その小さくてなんともない標識なんですけど、100m、200m、300m・・・って並んでいるだけで、本当に心が救われた!(笑)ああ、頑張ろう!あと300だ、あと200だ!ってね。そして無事に登頂できた時の喜びといったら、、、すみません、余談でした。)
だから何かを始めるときに目標や目的を示すことは大事だし、そういう学び方を教えることが大事だと思っています。計画的に進められた自分、クリアできた自分に自信をもつとともに、それが快感になれば・・・最終的には大人になったときに、自分で自分なりの目標や目的を設定して、自分でコントロールできるようになるんじゃないかと思っています。
話は合唱から大きくそれましたが、そんな小さなステップを積み重ねて、来週はいよいよマナビノキ合唱団、結成して初のコンサート「マナビノキ クリスマスコンサート」です。
今回はそんな子供たちの第1回から第5回に向けてのステップアップを楽しめる動画にしました。
「この子、回を重ねるごとに、こんないい表情になってる!」「なんか自信ついてきたみたい!」そんなキラキラを見つけてもらえればと思っています!もちろん本番も!!
動画を見ながら、この先に「クリスマスコンサート本番」っていうのがあるとしたらどんな歌声になるんだろう?そんな気持ちで見てもらえると嬉しいです!!
知りたい!やりたい!のタネをマナビノキに育てよう
↓動画はこちら!↓
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