♪ マナビノキ合唱団 クリスマスコンサート 曲紹介②♪
「FACE」 作詞作曲:松本比呂
今僕はどんな 顔をしてるだろう
夕焼けに染まる 雲を見上げて
悔しさににじむ 涙を隠して
また走り出した放課後のグラウンド
次にチャンスは来るよと 仲間が声をかけても
何も答えられなくて 一人で走り続けた
新しい季節を迎えた日から 何かが少しずつ
変わり始めた 認められることに
意味があるのか よく分からないけど
僕は負けたくなかった
窓側の席に座ってるキミは
楽しそうにいつも 絵をかいてる
ある日照れながら 見せてくれたのは
風受けて走る 僕等のすがた
好きなことをひたすらに 続けてるその笑顔は
逃げ出しそうな僕への 最高のエールだった
みんなそれぞれの夢を持ってる 進むべき未来を
探し出してる 同じ様なときをすごしていても
明日をみつめる顔に僕はなりたい
新しい季節を迎えた日から 何かが少しずつ
変わり始めた 皆それぞれの夢を持ってる
進むべき未来を探し出してる
同じようなときを すごしていても
明日をみつめる 顔に僕はなりたい
2曲目は「FACE」という曲。
子ども達って小さい頃は「サッカー選手になりたい!」「運転手さんになりたい!」「女優になって映画に出たい!」「ケーキ屋さんになりたい!」とか自分の「やりたい!なりたい!」色々教えてくれるのに、不思議と学年があがっていくうちにだんだん教えてくれなくなります。
実はこの歌を知り、歌うキッカケになったのも、そんな子ども達の姿からです。以前、6年の担任をした時に「みんなは将来、何になりたい?」って聞いたら「特にない、、」「今は決まってない、、」「どうせ無理、、」って、ほとんどの子が自分の将来なりたいことを答えてくれないことがありました。何でこの子たちはこんな風に答えるんだろう?これからたくさんの可能性があって、これから何でもチャレンジできるはずなのにって、、。
この曲の1番にある「認められることに意味はあるのか?」ってフレーズ、ここにその鍵があるって思っています。上手いとか下手とか、人よりできるとかできないとか、そうやって「人に認められるとか認められないか」を基準にしてるから、そんな自信なくなるんじゃないの?って。そうじゃなくて、「好きか嫌いか」「やりたいか、やりたくないか」でよくない?って。
もちろん、そうは言っても自分のやりたいことが認められなかったり、非難されたり、逃げ出しそうになっりするときもあるけれど、やっぱり自分が選んで、自分が好きなことをひらすら続けていればそれに勝るものはないって思います。
2番の「好きなことをひたすらに続けてるその笑顔は、逃げ出しそうな僕への 最高のエールだった」のフレーズ。私は今回指揮をしながらこの部分で、思わず感情が高まってしまったのですが、やっぱり大人も子どもも一人一人、一生懸命になりたい姿に向かって進んでいれば、その姿そのものがお互いの「エール」になるってそう思います!
私が子供達に「一緒に歌を創ろう!」という気持ちで指揮をしたら、子ども達もきっと同じ気持ちで、目の前で一生懸命歌ってくれました。その全てが自分にとっての最高のエールに他ならないでしょ!?
やっぱり、なりたい姿、好きなことに向かって進んでいける、そんな顔にみんなでなりたい!歌うことを通して、みんなと学び合い、エールをおくり合いたい!そう思います!
知りたい!やりたい!のタネをマナビノキに育てよう
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