子どもたちが探究する姿って??後編!

秋の自然を発見!!集めて…どうする??何を作る?自分たちだけの秘密基地をつくろう!
《子供たちが探究する姿って?後編》
先日の活動で見られた、子供たちの探究的な学びについてレポートします。
子ども達は「やりたい!」という気持ちがあれば、自然と行動し、自ら工夫したり、どうすればいいか考え出す…という話を前編でしました。
後編では、そんな子供たちの「探求」を「探究」にしていくしかけについてお話します。それは、自分得た「学び」を自分自身で自覚したり、「もっと!もっと!」という気持ちを生み出すこと。さらにできるのであれば、自分でない他者によって、それを意味付け、価値化されるということです。
そのカギが「ふりかえり」!前回、探究的な学びにするためのしかけに活動前に、それぞれ意識して活動に入るという話をしましたが「ふりかえり」は、そのフィードバックです。
今回、子ども達の書いた「ふりかえり」を読むと、テントの技術面に関することで言えば、
・木のぼうで、向き、方向、長さを調整する
・どうしたら広く高くできるのかを学んだ
・円をかいて、木の枝を立てる
・穴があいてしまったから、もっときれいにつくりたい!
・次はもっと大きいのをつくりたい!
など書いてありました。すごいでしょ?考えながらちゃんとやってるんです。
また、技能面とは別の視点で言うと
・1人ではたてられなくて、みんなで協力しないと作れなくてとても難しかった!
・楽しいところはみんなで協力するところだ!
・新しい友達とも協力できることがわかった。
などと書いてあります。そう、こんなことも同時に感じながら作っているんです。さらに、それを友達同士で評価し合う活動(マナビノミに書いてもらった友達や大学生、私からのメッセージ)によって、意味付け、価値化しました。
ほめられると、やっぱり自信になります!!
つまり、テント(秘密基地)づくりを通して、テントのたて方という技能面(算数や物理的な要素のタネ)を学んだり、一方でそこで生まれた「協力することの大切さや楽しさ」を学んだことを確かにし、さらに、次なる「もっと~したい!」が生まれているということ、そしてそんな自分は「いい自分なんだ!」って思うことが、マナビノキにな実ったマナビノミがマナビノタネになっているということを意味しています。
「探究」の意味、、それは「本質を見極めること」。単なる知識とか技能の習得で終わるのではなく、そこからさらに派生していくこと。1つの学びが自分の糧になり、更に「~したい!」を自ら見出せること。そしてそうやって「?」を解決したり、友達と協力して学ぶことって楽しい!と思い、学び続けられることだと思っています。そして、それはいずれ自分の「生き方」につながっていく!そう私は考えています。
そうやって、子供たちの遊びの中にあるタネに大人がどれだけ気付けるか…それが、タネをマナビノキに育てるということかもしれませんね!!
知りたい!やりたい!のタネをマナビノキに育てよう!

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